ニチユ「プラッター」(リーチ型バッテリーフォークリフト) 3.5トン/4トンタイプを発売 業界初 大型リーチフォークリフト登場。重量物荷役作業に威力を発揮

ニチユ〔日本輸送機(社長 裏辻俊彦)〕は、リーチ型バッテリーフォークリフト「プラッター」に新たに3.5トン/4.0トン積タイプ2機種を追加し、3月3日(金)より全国のニチユ販売店を通じて発売する。
従来、3.5/4.0トンクラスの重量物の荷役・搬送は、主にカウンターバランス型フォークリフトでしか対応できず、車体寸法・旋回半径等により、使用現場 に制限があった。今回新たに発売した3.5/4.0トン積「プラッター」はリーチ型フォークリフトの最大の特長である『小回り性』によって、スペースの有 効利用が可能となり、大型・重量物の荷役作業に大きな効果を発揮する。
近年、物流の小口化が進む一方で、機械器具、建材等の大型・重量物の荷役作業においても合理化ニーズが高まっており、今回の新機種発売はそれに対応するもので、業界初のラインアップとなる。
主な特長として、スムーズかつパワフルな操作フィーリングを実現する走行・荷役AC制御。旋回・荷役時の車体の安定性を高める「オートサスペンション&ワイ ドトレッド」。より安全・確実な作業をサポートする「セーフティ・クルーズ」等、従来のプラッターでご好評をいただいているさまざまな先進技術を採用し、 安全性・機能性・作業性を高めた。
主な特長と価格は以下の通り。
I.商品名『プラッター 3.5/4.0t積』
II.主な特長
1.優れた小回り性
・リーチ型フォークリフトの特長を活かし、実用直角積付通路幅は、3,230㎜(※1)を実現。同クラスのカウンターバランス型に比べ約1,200㎜の縮小。(※2)
(※1)パレット寸法 1100×1100㎜時 (※2)当社従来車(FB35)比
2.走行・荷役AC(交流)制御システムの採用
・力強く滑らかな動きを実現。スムーズな動きにより狭い工場内でも安全作業を実現
・モーターブラシやコンタクタ交換などのメンテナンス費用を低減。
3.オートサスペンションの採用
・走行、荷役状況をセンサーで検出し、後輪サスペンションをロックするオートサスペンションにより、荷役時の車体安定性を大幅に向上。
4.安全・確実な作業のためのサポート機能
・パレットへのフォーク差込みを容易にする「イチギメクン」(※)
(※)オプション機能:フォーク根元から、赤いレーザー光でパレットを照射し、フォーク高さを確認できる。
・坂道でのずりさがりを防止する「セーフティ・クルーズ」を装備
III.希望小売価格(京都事業所渡し、消費税別)
商 品 名 | 最大荷重(kg) | 型式 | 希望小売価格(千円) |
プラッタ― | 3,500 | FBR35-75-300 | 6,520 |
4,000 | FBR40-75-300(※) | 6,963 |
※ 写真掲載機種