ニチユ 2006 年度上半期 連結決算の概況 ~前年同期比増収増益。上半期として過去最高の業績を達成~
ニチユ〔日本輸送機(社長 裏辻俊彦)〕は、本日2006年度上半期(2006年4月~9月)の業績を発表した。
主力の産業車両部門では国内市場でのバッテリー化の進展でバッテリーフォークリフトの需要が伸び、前年同期比6%の増収。さらに中国を中心としたアジア地域への拡販策が奏功し、輸出も同15%の増となり、産業車両部門全体で前年同期比5%の増収となった。
また、物流システム部門では活発な設備投資を受け、大規模システムの受注の伸びなどで、前年同期比29%の増収となった。
その結果、売上高合計で324億5千万円となり前年同期比8.4%増と上半期としては過去最高の売上を達成した。
一方、物流機器業界での過当競争による販売価格の下落や、非鉄金属、原油等の素材価格が高騰したものの、増収効果に加え、設計段階からの原価低減や経費削減などの活動に努めた結果、利益面においても過去最高となった。
■2006年度上半期(平成18年9月中間期)業績
前年上半期 | 当上半期 | 増減率 | |
連結売上高 | 299億23百万円 | 324億50百万円 | + 8.4% |
連結営業利益 | 14億76百万円 | 18億42百万円 | +24.7% |
連結経常利益 | 16億32百万円 | 19億27百万円 | +18.0% |
連結中間純利益 | 9億75百万円 | 10億32百万円 | + 5.9% |