Person 先輩社員紹介

生産本部 生産企画部
滋賀生産技術課
機械システム工学科卒
N.K.
2023年入社大学時代は工学部で「メカトロニクス工学」を学びました。そのなかで得た機械工学や電気工学の知識は、生産ラインにおける新技術や新設備の導入場面はもちろん、日々のさまざまな改善業務にも生かされていると思います。
3か月目滋賀生産技術課に配属。コミュニケーションに苦労しながら、人の関わりの大切さを実感。
6か月目設計した治具が初めて現場で実用され、達成感を覚える。
2年目新入社員成果発表で一年間の成果を発表。資料作成能力、発表能力の向上につながった。
私たち生産技術部門の使命は、ひと言で言えば、モノづくりの現場を「より良いもの」へと進化させていくことです。既存生産ラインへの新技術や新設備の導入、新製品の生産ライン立ち上げ準備、日々のQCD(品質、コスト、納期)管理など業務は多岐にわたります。そのなかで私は主に溶接現場の改善業務に携わり、新設備の導入や治具の改良などを行ってきました。
一口に「改善」といっても、生産効率やコストだけでなく、安全面、品質面などいろいろな側面があります。そのため各工程を見るときには効率性を追求するあまり危険な作業になっていないか、品質面への影響はないかなど、複合的な視点で課題の有無を確認しています。
「後工程はお客様」とよく言われますが、その意味での私の「お客様」は、現場の作業者であり、彼らが仕事をしやすい環境をつくることを常に意識しています。課題が見つかったときは「何が問題なのか」を現場にしっかり説明するのはもちろん、普段から現場の声にしっかりと耳を傾け、自分が気づけなかった改善のヒントを得ています。
これまで一番やりがいを感じたのは、入社1年目に、私が設計した治具が初めて現場で実用され、現場担当者から「使いやすい」という評価をもらったときです。そういう経験が一度でもあると「もっと良いものをつくりたい!」と日々の仕事に対するモチベーションがぐんと上がります。
滋賀工場に配属された当初は、周囲とのコミュニケーションが上手くとれず、自分の居場所と感じることができずにいました。悩んだ末に私が始めたのは積極的に挨拶をすることです。顔を合わせる人すべてに毎日挨拶をしていると、先輩たちにも自然と顔を覚えてもらえ、少しずつ雑談もできるようになって、工場が居心地の良い場所になっていきました。
私の業務では他部署とのコミュニケーションがとても重要です。いろいろな立場から意見を出し合うことでより良い改善案が生まれるからです。もともと滋賀工場には部署や職歴に関係なく気さくに話せる雰囲気があり、それが良いものづくりにつながっています。そのような風土を自分も受け継いで次に伝えていきたいと思っています。
休みの日はよく同期入社の仲間や学生時代からの友人を誘ってフットサルやゲームをして楽しんでいます。最近とくにハマっているのはドライブ。滋賀県は自然が豊かで初めての道はもちろん、同じ道でも季節によって情景が変化するので飽きることがありません。
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