サステナビリティ 環境負荷低減
環境負荷低減(Scope1, 2の削減)
EMS(環境マネジメントシステム)
年2回の内部監査を実施し、年1回の認証機関による外部審査を受審することにより、環境マネジメントシステムの維持・向上および継続的改善など、ISOが業務改善のツールとして有効に活用されているか確認しています。
また「ISO内部監査員スキルアップ研修」「内部監査員養成研修」を定期的に実施し、内部監査員の力量向上や内部監査員の要員確保に努めています。
環境専門部会の設置
廃棄物削減、省エネルギー、環境改善に寄与する製品開発など、環境負荷低減活動は、組織横断的な活動が多く、全社または複数の部署が協力して取り組まなければ目に見えた効果が現れにくいものになっています。そのため、当社では、環境行動指針に取り組むべき重要項目を定め、これに関係して環境保全部会、省エネルギー部会、物流・梱包部会の3つの部会を設け環境活動を推進しています。
全社および環境専門部会の活動
環境保全部会では、主に廃棄物の削減・再資源化、地域貢献活動などの環境啓発活動を行っています。省エネルギー部会では、主にエネルギー、水、原材料などの消費効率を高め、環境に配慮した生産活動の推進に関して活動しています。物流・梱包部会では、主に輸送効率の向上、梱包資材の低減などに関して活動しています。それぞれの部会でのさまざまな活動を通じて、環境負荷低減に取り組んでいます。
3つの部会の活動は環境管理委員会で進捗管理および取りまとめを行い、定期的にマネジメントレビューを実施しています。
計画的な環境投資
工場内の水銀灯・蛍光灯を発光効率の良いLED器具に順次更新しています。他にも2023年度は、ガスヒートポンプエアコンの更新や乾燥炉に断熱材を設置し熱損失の削減など、CO2排出量削減に取り組んでいます。


環境への取り組み
燃えるごみ(一般廃棄物)廃棄量
京都工場は生産減ではありましたが、出社勤務が増えたこともあり微増となりました。滋賀、安土工場は生産増により増加傾向です。
CO2排出量
京都工場は生産減でしたが、排出係数増により増加しました。滋賀工場は生産増および排出係数増により増加しました。安土工場ではエネルギー使用量が減少したものの、排出係数増により増加しました。
電気消費量
京都工場は生産減に伴い減少しました。滋賀工場は生産増、コンプレッサ電化、空調機器負荷増加などにより増加しました。安土工場は生産増ではありましたが微減となりました。
水消費量
京都工場は生産減ではありましたが微増となりました。滋賀工場は生産増ではありましたが、防火水槽の放流停止やコジェネレーション発電機の運転停止の影響で大幅に減少となりました。安土工場は生産増ではありましたが増減なしとなりました。
環境負荷の全体像(2023年度)
INPUT
※横にスクロールできます。
項目 | 単位 | 京都 | 滋賀 | 安土 |
---|---|---|---|---|
電力 | 千kWh | 5,449 | 12,077 | 4,641 |
都市ガス | 千m3 | 399 | 1,212 | 656 |
A重油 | kl | — | 5 | 56 |
灯油 | kl | — | 24 | — |
軽油 | kl | — | 40 | — |
ガソリン | kl | — | 14 | — |
LPG | m3 | — | 5,772 | — |
水 | 千m3 | 24 | 45 | 10 |
OUTPUT
※横にスクロールできます。
項目 | 単位 | 京都 | 滋賀 | 安土 |
---|---|---|---|---|
CO2 | トン | 2,875 | 7,371 | 3,325 |
化学物質 PRTR排出量 |
トン | 33.8 | 73.7 | 3.7 |
一般廃棄物 | トン | 12 | 31 | 9 |
産業廃棄物 | トン | 486 | 877 | 212 |
化学物質 PRTR移動量 |
トン | 33.4 | 53.8 | 9.4 |