サステナビリティ 環境負荷低減
環境負荷低減(Scope1, 2の削減)
EMS(環境マネジメントシステム)
年2回の内部監査を実施し、年1回の認証機関による外部審査を受審することにより、環境マネジメントシステムの維持・向上および継続的改善など、ISOが業務改善のツールとして有効に活用されているか確認しています。
また「ISO内部監査員スキルアップ研修」「内部監査員養成研修」を定期的に実施し、内部監査員の力量向上や内部監査員の要員確保に努めています。
環境専門部会の設置
廃棄物削減、省エネルギー、環境改善に寄与する製品開発など、環境負荷低減活動は、組織横断的な活動が多く、全社または複数の部署が協力して取り組まなければ目に見えた効果が現れにくいものになっています。そのため、当社では、環境行動指針に取り組むべき重要項目を定め、これに関係して環境保全部会、製品環境部会、省エネルギー部会、物流・梱包部会の4つの部会を設け環境活動を推進しています。
全社および環境専門部会の活動
環境保全部会では、主に廃棄物の削減・再資源化、地域貢献活動などの環境啓発活動を行っています。製品環境部会では、主に省エネルギー、含有化学物質管理など環境に配慮した製品開発やグリーン調達に関して活動しています。省エネルギー部会では、主にエネルギー、水、原材料などの消費効率を高め、環境に配慮した生産活動の推進に関して活動しています。物流・梱包部会では、主に輸送効率の向上、梱包資材の低減などに関して活動しています。それぞれの部会でのさまざまな活動を通じて、環境負荷低減に取り組んでいます。
4つの部会の活動は環境管理委員会で進捗管理および取りまとめを行い、定期的にマネジメントレビューを実施しています。
計画的な環境投資
工場内の水銀灯・蛍光灯を発光効率の良いLED器具に順次更新しています。他にも2022年度は、ガスヒートポンプエアコンやボイラーの更新、重油炊き温風暖房機のガス化への変更等により省エネ化を実施するなど、CO2排出量削減に取り組んでいます。
環境への取り組み
燃えるごみ(一般廃棄物)廃棄量
京都工場では生産減により減少傾向ですが、滋賀、安土工場では生産増により増加傾向です。
CO2排出量
京都工場では生産減および排出係数減により減少しました。滋賀工場では生産増および空調機器負荷増にもかかわらず、排出係数減、工数低減活動等により減少、安土工場では生産増にもかかわらず、排出係数減により減少しました。
電気消費量
京都工場では生産減により減少、滋賀工場では生産増および作業環境改善に伴う空調設備導入により増加、安土工場では生産増により増加しました。
水消費量
京都工場では生産減により減少、滋賀工場では生産増により増加、安土工場では生産増により微増しました。
環境負荷の全体像(2022年度)
INPUT
※横にスクロールできます。
項目 | 単位 | 京都 | 滋賀 | 安土 |
---|---|---|---|---|
電力 | 千kWh | 5,607 | 11,103 | 4,665 |
都市ガス | 千m3 | 385 | 1,260 | 678 |
A重油 | kl | — | 29 | 84 |
灯油 | kl | — | 18 | — |
軽油 | kl | — | 42 | — |
ガソリン | kl | — | 19 | — |
LPG | m3 | — | 5,629 | — |
水 | 千m3 | 23 | 55 | 10 |
OUTPUT
※横にスクロールできます。
項目 | 単位 | 京都 | 滋賀 | 安土 |
---|---|---|---|---|
CO2 | トン | 2,540 | 6,461 | 3,143 |
化学物質 PRTR排出量 |
トン | 34.6 | 81 | 5.9 |
一般廃棄物 | トン | 11 | 29 | 9 |
産業廃棄物 | トン | 497 | 875 | 204 |
化学物質 PRTR移動量 |
トン | 37 | 50.1 | 7.2 |