サステナビリティ カーボンニュートラルに向けて
2040年カーボンニュートラルに向けて
カーボンニュートラル社会の実現は地球規模の課題です。当社は、「世界のあらゆる物流シーンで、お客様にソリューションを提供し続け、未来創りに貢献する」を企業理念として掲げる中、その基盤である地球環境の維持は取り組むべき最優先の課題です。
脱炭素分野での実績を誇る三菱重工グループの一員として、気候変動対策をリードしていくことが当社のミッションであると考えています。当社は三菱重工グループの2040年カーボンニュートラル実現に向けて事業や製品・サービスの脱炭素化・電化・知能化を実現、提供していきます。
CO₂排出量の削減目標(対2017年比)
Scope1、2 | 2026年:▲ 33% 2030年:▲ 40% |
2040年:Net Zero |
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Scope3(カテゴリ11) | 2026年:▲ 29% | 2035年:▲ 75%※1 (バッテリー車比率90%以上) |
- ※1 新燃料の採用、エンジン燃費の改善を含まない
当社はグローバル全体でのCO2排出量(Scope1,2※)を、2040年までにNetZeroを実現します。また、その中間目標として、2030年までに40%削減(2017年度比)します。これは、生産を中心とした事業活動に伴う当社グループの工場・事務所等からのCO2排出量の削減です。
また、当社は製品・サービスを通じてお客様のCO2排出量削減に貢献します。2035年までに当社が提供するフォークリフトのうち、バッテリー車比率を90%以上とし、Scope3(カテゴリ11)におけるCO2排出量を75%以上削減します。三菱重工グループはグループ全体で2040年までにバリューチェーン全体からのCO2排出量をNetZeroにすることを宣言しています。当社も物流シーンにおける製品やサービスの提供を通じてその目標達成に取り組んでいきます。
- ※ 温室効果ガス(GHG)排出量の算定と報告の国際基準であるGHGプロトコルにおけるScope1,2
目標に向けた取り組みと体制
三菱ロジスネクストの事業活動に伴うCO2排出量削減への取り組みとして、下記を推進していきます。
- 1. 生産性の向上
- 2. 省エネ活動の推進
- 3. 三菱重工グループの革新的脱炭素技術の導入を推進していきます。
お客様のCO2排出量削減に向けた製品・サービスの取り組みとしては、下記の開発・提供を通じて推進していきます。
- 1. エネルギー効率の良いバッテリーフォークリフト
- 2. 港湾物流の脱炭素化に寄与する省エネ荷役機器
- 3. 物流の効率化を実現する物流ソリューション
当社はこのような活動を推進するために、サステナビリティ会議の下、気候変動対応分科会として社長をリーダーとするカーボンニュートラル推進委員会を設置し、強力に活動を推進していきます。